吉野先生の教え方は面白くて論理的!

『世界一わかりやすくて面白い能力開発化・記憶力コーチ』と呼ばれる吉野さん。数多くの生徒から慕われる吉野さんですが、実際にどんな先生なのか詳しく明かしてしまいましょう。
吉野式記憶術公式HP元々は口下手だった吉野さん
大学院で船舶工学を修了し、パナソニック(当時は松下電器産業)に入社した吉野さん。一流のグローバル企業に就職なんてすごい!と思うでしょうが、エンジニア時代は隣の席の上司に出張しても良いか聞くだけのことができず、メールで話しかけてやり取りするくらい話し下手だったというのですから驚きです。
しかしもちろん仕事ができなかったわけではなく、新規事業の立ち上げで協力会社体制構築の技術系責任者や、本社での海外工場支援を担当することになります。
このとき全国で協力会社のエンジニアの人たちに高品質な作業をしてもらうため、マニュアルを一から創って自ら全国を回り指導しなければならなくなりました。
このときの経験は「ムダなく、洩れなく、わかりやすく」伝えるスキルとして今も役立っているようです。
しかしその後脱サラした後も、話し下手ということで苦戦。このときに数々のセミナーに1000万円近くを投資するも無駄になってしまったという苦い経験があったのです。
マジシャンでもある吉野さん
口下手を克服するため、吉野さんはなんとマジック(手品)の勉強までします。
マジックだと、口下手でもお客さんがビックリしてくれるのが良かったようですね。そこに気の利いた一言を付け加える練習をし、段々とスピーチが上手になっていったというのですから、やはり努力の人なんですね。
セミナーや講演においても「お客様に楽しんでいただいてナンボ」という吉野さんのポリシーが誕生した瞬間です。
京都出身であることも活かすように
吉野さんの出身地は京都です。
京都といえば関西。関西人らしく笑いの絶えない話し方というのを、本人も心掛けていらっしゃるようです。そこにマジシャンとしての経験も加わり、「笑って聞いて、タメになる」という現在のスタイルが確立したんですね。
技術者としての論理的な解説
理系であり、技術者であった吉野さん。
会社員時代のエピソードからも分かるように、論理的で分かりやすい説明はもともと不得手ではなかったようですね。
方程式を解くように明快
技術者としての理論+京都出身を活かした笑い+マジシャンとしての経験。
吉野さんの講義は「まるで方程式を解くみたいに明快」と言われています。技術者から奇術師、そして記憶術の講師…「術師」としての吉野さんはこうして形成されていったのです。