脳が喜ぶ飲み物とは？

脳に良い飲み物を積極的に選ぶことで、吉野式記憶術2.0の効果をさらに高めることができるかもしれません。

それではどういった飲み物が脳に良いのかみていきたい思います。

コーヒー

仕事や勉強の合間にコーヒーを飲んでいる方は多いですよね。

コーヒーには集中力・記憶力アップに効果的なカフェインが多く含まれていて、仕事や勉強の間の飲み物として最適です。

ただし、カフェインには利尿作用があるため、水を飲んで水分補給をすることも忘れないようにした方が良いと思います。

また、午後の遅い時間にコーヒーを飲んでしまうと、カフェインが夜まで残って寝つけなくなる恐れがあるため、飲む時間にも気をつけたいところですね。

もしコーヒーが苦手という人は記憶力や判断力の機能を維持、増進させる「フラバノール」が含まれているココアがオススメです。

ココアにはチョコレートと同じようにカカオポリフェノールも含まれているので、記憶力をアップする飲み物として適しています。

ココアだったら小さい子供でも安心して飲めるので、勉強の合間に飲ませてあげるのも良いかもしれません。

お茶

コーヒーと同じくカフェインを含んでいるため、緑茶や紅茶といったお茶類も眠気覚ましの効果が期待できます。

さらにお茶はコーヒーよりもカフェイン量が少ないので、比較的安心して飲める人が多いと思います。

お茶ならではのテアニンという成分があり、リラックス効果や睡眠の質を改善する作用があるそうです。

お茶を飲んだ時になんだかホッとするのは、この成分も関係しているかもしれませんね。

オススメの飲み方は水出し茶で、テアニンがたっぷり抽出される一方、カフェインが少なくなるので、遅い時間でも安心して飲めます。

クエン酸飲料

スポーツなどをしている人は馴染みがあるかもしれませんが、柑橘系の果物やお酢に含まれるクエン酸には、疲労回復効果があります。

細胞のエネルギー生産システムのひとつ「TCA回路（クエン酸回路）」を活性化し、エネルギー効率を高め、結果として疲労が回復すると言われています。

体の疲れを感じやすく仕事や勉強に集中できない人は、レモンや黒酢を使ったクエン酸飲料を飲んでみましょう。

また糖分が入っているものなら同時にエネルギー補給ができるので、脳へのエネルギーも補うことができます。

どれだけクエン酸を摂取して良いか分からないかもしれませんが、多量に摂取する必要はなく、目安としてレモンや梅干しなら2個、黒酢なら大さじ1杯程度で充分のようです。